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主催

【主催】
展覧会「新宮 晋 展」関連企画
連続トークイベント「新宮さんと語り合おう」1

【主催】<br>展覧会「新宮 晋 展」関連企画<br>連続トークイベント「新宮さんと語り合おう」1

概要

新宮晋の原点と、世界へとウイングを広げていく起点が「故郷とよなか」にある――。
故郷とよなかで過ごした少年時代の作家は、日本軍基地があった時代から敗戦後の米軍基地、そして現・大阪国際空港へと変貌を遂げた空港を目の当たりにしてきました。飛行機を観察し、人力飛行機をつくり、飛ぶことへの一途な思いと「果てしない空」へのあこがれを培いました。
こうした思い出や造形作家となる契機について、当時を知る豊中高校出身の文化政策学会顧問・中川幾郎をゲストスピーカーに迎え、さらにアートを志す豊中高校在学生を招き、兼ねてより作家と親交のある元豊中市副市長の田中逸郎の進行で語り合うトークイベント。
創造の源泉を解きほぐし、文化芸術の価値や意義、環境と共生、人と未来へのメッセージを発信します。

登壇者

新宮 晋(出展作家)
1937年豊中市生まれ。東京藝術大学絵画科卒業後、イタリア政府奨学生として1960年に渡伊。ローマ国立美術学校にてフランコ・ジェンティリーニに師事し絵画を学ぶ。ローマ滞在中に鉄線のフレームにキャンバスを縫い付けた立体作品を発表。帰国の翌年、1967 年に東京の日 比谷公園で開催した個展「風の造形」で注目を集め、大阪万博(1970) への出品作家に選出される。 以後、一貫して風や水などの自然エネルギーで動くサイト・スペシフィックな彫刻を制作し、国内外の各所に設置。恒久設置の作品制作と並行し、「ウインドサーカス」(1987〜 90)、「ウインドキャラバン」(2000〜 01)など多くのプロジェクトやワークショップも世界各地で展開。また、『いちご』(文化出版局、1975)ポップアップ絵本『サンダリーノ どこから 来たの?』(BL出版、2019)をはじめとする絵本の制作や演劇の企画・演出など、彫刻の世界に止まらない多彩な活動を繰り広げている。

中川 幾郎
帝塚山大学名誉教授、大阪大学博士(国際公共政策)。日本文化政策学会顧問(初代会長)、自治体学会顧問、コミュニティ政策学会副会長などを務める。豊中高校卒。
主な著書:『分権時代の自治体文化行政(勁草書房)、『行財政改革と自治体人権政策』(解放出版社)、『コミュニティ再生のための 地域自治のしくみと実践』(学芸出版社)、『地域自治のしくみづくり 実践ハンドブック』(学芸出版社)ほか

田中 逸郎
NPO政策研究所理事、コミュニティ政策学会理事、自治体学会評議員、滋賀医科大学非常勤講師。
豊中市役所において、市民活動課長、教育委員会生涯学習推進室長、政策企画部長を経て、2010年~2018年まで豊中市副市長。
主な著書(共著):『NPOと行政の協働の手引き』(大阪ボランティア協会)、『地域自治のしくみと実践』(学芸出版社)、『外国人と共生する地域づくり』(明石書店)、『地域自治のしくみづくり 実践ハンドブック』(学芸出版社)


府立豊中高校 在学生
寺本 幸さん(2年生)
渡邉 優さん(1年生)

ご来場にあたって

新型コロナウイルス感染予防対策のため下記の点につきまして、あらかじめご了承下さりますようお願いいたします。

〇ご来場時は、ワクチン接種を済まされた方も、マスクの着用をお願いいたします。
 マスクの着用がない場合は、ご入場をお断りする場合があります。
〇鑑賞中は、咳エチケットとマスクの着用をお願いします。また「ブラボー」などの掛け声は ご遠慮くださいますようご理解とご協力のほどお願いいたします。
〇発熱や咳、咽頭痛などの症状のある方、発熱が数日間続いている方や、風邪症状のある方、その他、体調に不安のある方はご来場をお控えくださいますようよろしくお願いいたします。

問い合わせ先

豊中市立文化芸術センターチケットオフィス
06-6864-5000(10:00~19:00 月曜休館)

開催日時
2023年2月18日(土)
13:30開場/14:00開演
会 場
豊中市立文化芸術センター多目的室
料 金
無料
(※先着順80名)