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共催

【共催】
豊中市特別展 2020 田中健三 アートとデザインの軌跡

【共催】<br>豊中市特別展 2020 田中健三 アートとデザインの軌跡

概要

 大阪三越で広報誌「みつこし」のデザインに携わっていた田中健三(1918~2012)は、戦前の38年から戦後の59年まで自由美術家協会を舞台に抽象絵画を発表しており、国立近代美術館「抽象と幻想展」(1953~54)では招待出品するなど、日本の現代美術界で活躍しました。様々な造形・デザイン団体の創設に関わり、大阪芸術大学でも教鞭をとりました。70年大阪万博では生活産業館のアートディレクターを務め、76年に大阪府知事賞、86年にはデザイン業界での功績により大阪府産業功労賞を受賞しました。またアートの世界では、油彩とあわせて、墨と和紙による水墨画風の作品を59年頃から多く手掛け、東洋的な世界を追求するようになりました。
 今回の展示では、豊中市が所蔵する作品に加え、ご遺族や関係者からお借りした40~50年代の作品を一部修繕をしてご覧いただけるようにしました。49年大丸心斎橋店で開催された第12回自由美術家協会関西展出品の「中間子」。50年の「庭」、51年の「作品」、初期の「みつこし」表紙や豊中市の広報誌、地図のデザインなども加え、絵画およびデザインの世界で国内外にて幅広く活躍した田中健三の軌跡を紹介します。

関連イベント講演会

「田中健三の生涯と芸術を語る 1930~1950年代を中心に」
講師:本展キュレーター 中塚宏行氏(美術評論家)
定員:30名(要申込・先着順)
料金:参加無料
日時:8月8日(土)14:00~(開場13:45~)
場所:豊中市立文化芸術センター 多目的室 
※豊中市電子申込システムの専用フォームに入力しお申込みください。
申込フォームはこちら

クレジット

主催:豊中市、豊中市市民ホール指定管理者
協力:大阪市立工芸高等学校、大阪市立デザイン教育研究所、大阪芸術大学短期大学部
キュレーター:中塚宏行(美術評論家)

問い合わせ先

豊中市文化芸術課
06-6858-2551

開催日時
2020年8月4日(火)-8月30日(日)
10:00-19:00(最終日17:00まで)
月曜日休館(8月10日祝日は開館、翌日11日は休館)
会 場
豊中市立文化芸術センター展示室
料 金
無料