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レジデントアーティスト動画企画、第一弾公開!

2020年7月19日

お待たせいたしました!あらさきひろみのミュージックカルテ 第一弾、読み聞かせの時に聴くプレイリストを只今より公開いたします。演奏する作品は全部で7曲。

①野ばらに寄せて ②古いオルゴールが聴こえるとき ③「物語」より第1曲 金の亀を使う女 ④「物語」より第2曲 小さな白いロバ ⑤きざな気取りやの上品なワルツ ⑥夢 ⑦てぃんさぐぬ花

生活の様々な場面で寄り添える音楽となりますように、あらさきひろみの演奏で素敵なひと時をお過ごし下さい。


動画はこちらから
http://www.toyonaka-hall.jp/activity/activity-20185/


〈新崎洋実さんからのメッセージ〉
本がつなぐ、誰かと過ごす時間。そこにある、たくさんの物語。
あなたのストーリーに、音のパレットで彩りを添えられますように。

♪1 野ばらに寄せて(E.マクダウェル)
あたたかい記憶がふと思い出される時の、小さな幸福感。
あの時ととても似ている匂い、空気、どこか懐かしい気持ち。
思い出が今になるし、今が思い出にもなる。

♪2 古いオルゴールが聴こえるとき(D.セヴラック)
生まれて初めて見るもの、キラキラして見えるもの、
それもいつしか誰かが、未来に託したメロディーだったりする。
古いを知り、新しいを得る。

♪3 「物語」より第1曲 金の亀を使う女(J.イベール)
旅にはいろんな出会いがある。料理、建物、風景、言葉、人、エトセトラ。
そこでしか味わえない時間、空間。本のページをめくるのにも、少し似ている。

♪4 「物語」より第2曲 小さな白いロバ(J.イベール)
世界を旅して見聞きした物語たちを、言葉で説明するのでなく音に込めるというのは、
何とも粋な計らいである。
ロバは一体どこに何匹いて、何をしていて、何を見ているのだろう。果たしてロバの結末やいかに。

♪5 きざな気取り屋の上品なワルツ(E.サティ)
第1曲 彼の容姿:笑ったり怒ったり、泣いたり苦しんだり、そうこうしている内に喜びがにじむ。
第2曲 彼の鼻眼鏡:人それぞれ、クセってある。無意識に、誰かの真似を、している。
第3曲 彼の脚:あちらこちら行ったり来たり。3歩進んで2歩下がる?
同じところにいるようで、いつの間にか違う場所に居たりもする。

♪6 夢(C.ドビュッシー)
ちょっとひとやすみ。座る。目を閉じる。息をする。
何も考えない、ということを、する。もしくは、何を考えても良い、ということと、する。

♪7 てぃんさぐぬ花(沖縄民謡・直江香世子編曲)
誰かの言葉が、声が、いつの間にか心に染み渡り育まれていく。
共に過ごしていく中に、ありがとうを添えて。

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